サラリーマン時代に、時々異常値いう言葉を耳にした。
あり得ない数値をタタキ出したいうことで、売り上げ高であったり、利益率などでそういうのがあった。
そして、そういう異常値を立て続けに出せる人が、昇進してSVとか課長になっていった。
どういうやり方かはわからんのじゃけど、利益品目標100個に対して150個売ったとか、店の売り上げを倍ぐらいにしたとか。
それが無理な方法じゃったんかもしれんし、たまたますごい部下に恵まれてなんかもしれん。
ただ、そうした昇進していく先には、会社人間として他に何もできんようになる世界が待っとる。
私の場合には、違う異常値を出した。
利益品の売り上げで異常値を出し続けることとか、アプリ登録件数をすごい数取ったり、外国人相手に何ヶ国もの言葉を覚えて対応したりした。
私の出した異常値は、自分のためのもんじゃったんよね。
会社のために異常値を出した者は会社で出世し、私は自分の出した異常値でスキルアップをした。
利益品売ることやアプリを取ることのために話法を開発していき、そこにハメ倒してそれらを稼いでいった。
それで得たノウハウで、今YouTubeでどう訴えればええかの部分がかなり助かっとるんよね。
www.youtube.com
わかりやすくして、インパクトのあるもんを作っていけとる。
簡単に言うとどうなん?てもんで、画面がそれなりに動いて退屈せんようなもんがウケるんよね。
身につけた外国語が役立つ場面は今のところないんじゃけど、これもなかなか身につけられるもんでもない。
環境としてタダでトレーニングできる場が与えられたことは、何にも増してありがたかったのう。
幼少期から、実家のひどい環境を何とかしのぐために謀略を駆使し、そのおかげで被害のいくたりかは未然に防ぐことができた。
実家ではマイナスからゼロに持ち込むための謀略に終始したものの、重要な場面で異常値を出すことによって切り抜けてきた。
最初はかなり被弾したものが、高校の頃までには相当回避できるようになった。
安泰さえ確保できれば、次の対策も練れる。
全部回避することはできんかったものの、重要な大ダメージイベントを回避することで、小さなトラブルはもはや妥協するレベル。
高校の修学旅行を離脱して予備校に逃げ込めたのは、会心の出来じゃったね。
大学では実家のような複雑な妨害ではなかったものの、直線的で力を必要とするイジメやイヤガラセがあった。
それで強制連行されてやるハメになったキツいバイト先で、それを克服する異常値を出した。
就職した製薬メーカーでは酒とストレスで、その環境自体を覆すことは出来んかったものの、そこでダメはダメなりに速読を覚えて、それが次に異常値を出す原動力になったと思うんよね。
与えられた環境その通りであれば、それだけのことしかできん。
しかし、そこで余力を割いて異常値を出すことを考えれば、余力はなくなるもののいつの間にか何かが育っとるいうことがある。
それで得たものを炸裂させて、さらに次につなげる。
私の農業のチャンネルも、姫路に来てから開発してきた農業のノウハウをわかりやすく言うことで、だいぶ登録者も増えた。
この農業のノウハウも、会社勤めの傍ら余力で構築していったもんなんよ。
サラリーマンやっとるだけの人では、決して出せん異常値なんよ。
異常値があると、状況は変わる。
異常値が積み重なると、人生が変わっていく。
異常値による新たな異常値の創出、それで変わったとこからさらに変わる。
平凡なとこからスタートしても、異常値を出し続けることで、平凡ではなくなる。
異常値のコラボが生み出す変化、今後も頑張ります。