私の場合、カイアポはものづくりから始まった。
納得のいくものを作ってこそ、売ろうかいう気持ちになる。
最初の年のカイアポは、惨憺たるもんじゃった。
申し訳程度のもんが2〜3個だけで、あとはいくら掘っても見つからんかった。
転機は3年前、初めてデカいもんがとれた。
昨年は、20キロ迫るぐらいできた。
作付けノウハウは、ほぼ完成と言えるじゃろう。
さて、問題はその先なんよ。
いかにしてそれを売るか、それがないと経営にならんのよ。
先日、イチゴ農家のたけした君と話をしたんじゃけど、イチゴいうありふれた商材を売るのとはわけが違うんよ。
イチゴはたけした君以外にも大勢おるけえ、イチゴを前面に出しても売れない。
そこで、彼は違う情報を発信して人を寄せる。
私の場合は、ありふれたもんじゃなく希少性が高いけえ、逆に商材を前面に出してやるべきなんよ。
彼の話は半分参考になり、半分使えない。
相性がよくても金運が悪いいう星回り通り、彼とは直接手を組めない。
コンセプトが違い過ぎる。
とにかく、いろいろ考えようか。