近所の秋祭り、いよいよスタートしました。
この3日間のために、皆さん練習してきとったわけです。
さてこの祭りなんじゃけど、海神社から始まって網干の魚吹八幡神社まで西へ進んで行きよるもんなんよ。
ほぼ山陽電車の沿線なんよ。
うちらの地区は、英賀神社に各町内から集結します。
実りの秋を終えてやがて冬に向かう中、一致団結して皆さん頑張ります。
大ならしいう初日は、夜通し朝まで宴会。
さすがにそれはもてんのじゃ。
今回は、最終日だけ参加します。
それに備えて、準備します。
地域に顔見知りがだいぶ増えました。
なるほど、ええもんですね。
転入してきたもんではあっても、これで根っこをはれた感じがします。
東京では学ぶべきことを学び、今となってはもうそこにおる必要性はなくなったんよね。
農業ができる場所で、いろんな材料を活かし生産者としての道を歩むんじゃ。
同い年の人3人おるんじゃけど、さすがに老け顔でなんともはや。
俺たち同級生とか言いながらわいわいやっとると、失うた同窓会に出とる感じがする。
私だけ小学校の時に一緒ではなかった同窓会、趣味や価値観は全然違うんじゃけど、変な連帯感が出来てきた。
学生時代は地獄じゃったし、ええ思い出などない。
そんとな私に、天が改めて同級生をくれたように思う。
地元の悪人は、あらかたやっつけた。
価値観まで合えば親友なんじゃけど、それなりの友達がわらわらおるいうのもええもんじゃ。
向こうは誰も私に対して、あんた随分博識よな話についていけんとか言うんじゃけど、それでも仲良し仲間じゃ。
昔の人が作ったこういう祭りのシステム、上手く出来とるわ。