先日述べましたアスペルガーノート、さらに追加します。
先日は顛末書形式のもんと、仕事能力育成目的のもんでしたね。
追加分は、チェックリストと年次計画書なんよ。
チェックリストは灰色とし、年次計画書は茶色とします。
チェックリストには、やるべき項目を列挙させてそれを消し込みしていくようにします。
年次計画書は翌年の行動目標を決めて、月ごとに取り組むテーマを決めるんよ。
何をどこまでやるかを決めて、それを追う形になります。
私の場合は、この時期にこれをいうもんがかなり明確にある関係で、だいたいそのようになっております。
前やんあたりは、私のやることを真似て追いかけており、その手際の良さも相まって達成感の持続が見られホルホルしております。
私や前やんなんかは、毎年の農作業がほぼ頭に入っとるけえ、そんなに心配することはないんよ。
彼は私が牽引する形じゃけえ、私が進まにゃ進めんいうのがあるかもしれん。
それでも普通の紙で計画書作って追いかけると、それなりに進展するんじゃないんかねぇ。
やはり紙に書いて明文化し、見やすくして毎日見とると、それなりに効果あるんかもしれんね。
ただ問題なのは、ノートを作って明文化すること自体が目標になってしまうことなんよ。
それを優先して作業が疎かになると、それはそれで本末転倒なんよ。
書いとる手間とか考えて作業効率悪くなるなら、ちゃっちゃと仕事した方が早えわいう度合いが多い人は、明文化の作業はたまにでええと思う。
しかし能力がなくてまるっきり仕事にならんわいう人なら、どのみちダメでもまだ頭の訓練にはなるいうことなんよね。
こうしたかなり強度のスリコミを長期間やれば、そのことだけに関して言えば、それなりにできるようになるのではないかと思います。
アスペルガーの人、きちんと習得しとることがあるにはあるんよ。
それは、その本人として生きることなんよ。
だれそれだれべえいうその名前の人として、三食食べて生活しとるんよ。
そのことだけに関していうなら、プロなんよ。
じゃけえ、習得できる容積が小さいだけで、まるっきりなくはないんよ。
考える手間がなくてもできることを増やしていくことで、能力も上がるはず。
ただし、カンペが必要と。
知り合いのアスペルガーの人は、農業において作付けが簡単なものはできるんじゃけど、複雑になるとダメになるんよ。
緑豆やヤブツルアズキなら可能でも、サツマイモになるとダメになる。
種蒔きと水やりで育つ豆ならええんじゃけど、うねや苗の整備と灰の区分とかができにゃできんサツマイモは不可となる。
どこでつまづくかは毎年違う。
記憶が連続せず、そのことで仕事ができないんであれば連続するように物理的に補う。
完全に覚えて定着すれば、それで次に行けると。
ともあれこうした方法が有効ならば、いろんな応用ができるじゃろう。