9月から最寄りの河川敷で、日没後のセイタカアワダチソウのぶっこ抜きをずっと継続しておりました。
セイタカアワダチソウは来年の肥料として使う重要な資源、農地が大幅に広がることもあり、懸命の争奪戦。
それが14日から始まった市の草刈り清掃で、区切りを迎えた。
下流からスタートして、1日では終わらない。
そういうの見越して、無理のない範囲で連日セイタカアワダチソウをぶっこ抜いておりました。
昨年もやっておりましたが、やった場所は明らかに翌年は弱まる。
ただ、それにしても全部取りきれんほど夥しい量がある。
取りやすい場所から攻めることになる。
夜な夜な、両腕一抱えほどのセイタカアワダチソウを羽交い締めにして焼場に運び込む。
まさにセイタカアワダチソウとの格闘。
すごいのう、なんつう量じゃろか。
それも、焼いて灰にすると相当縮む。
セイタカアワダチソウが提供するもんは、毎回ながら豊か過ぎる。
熱、魔法力、炭、灰。
形もまっすぐで、扱いやすい。
それがふんだんにあるんじゃけど、河川敷の草刈り地帯は秋に全部刈られて持ち去られる。
そうなる前に、草刈り地帯のセイタカアワダチソウを優先的に確保しておく必要がある。
昼間明るいうちは収穫など他の農作業を優先的に進めておき、単純作業で視界がそんなに関係ないセイタカアワダチソウ抜きは日没後いう感じ。
毎年草刈りが入る河川敷は、草刈り終了時までがタイムリミットになる。
全部が全部は無理じゃけえ、マラソンのように継続的に一定量をいう動きが、結果的により多くのストックを確保できることになる。
取り残したとこは来年また利用できるんじゃけど、毎年群生地はなくなっていきよる。
なくなって数年すると、またしれっと復活しとるいういたちごっこをくり返しながら、セイタカアワダチソウの争奪戦は続く。
セイタカアワダチソウを起点にする農業、品質同じで大量にあるセイタカアワダチソウは、その中核となる重要資源です。