アスペルガーの没頭性は異常なくどさを生み、同じことをずっと無限ループでやり続ける。
数年前に農業を教えて、異常なくどさとそのわりにほとんど成果の上がらないことから、サジを投げたYさん。
しかし、その原因もいろいろ探ってみるとこの没頭性。
作業行程のどこかで没頭が始まるとそれだけになり、ダメになったんじゃろうね。
どこかでつまずくと、そこで延々と無限ループをやらかす。
そんで、そこでの質問をくり返す。
あんだけ何回も答えれば、わかっとるのかと思えばそんなこともない。
没頭しとるうちはそれだけでいっぱいいっぱいになり、終わるとゴッソリ抜け落ちる。
そのくり返しじゃけえ、能力が育たない。
没頭するもんも、完結性のあるもんであればそれが次からの何かにつながるんじゃけど、どうでもええことであればどうもならんね。
本人的には意味があると思うてやりよることなんじゃろうけど、意味がないことが多いけえダメなままになる。
近くにフォローする人がおって、つつきながらでもない限りダメなんかのう。
Yさんは、行き詰まったら前やんに相談いう文言をアスペルガーノートに書かせたんじゃけど、そういう形跡はあんまり見えんしノートによるフォローにも限界があるんかのう?
ダメならダメでそこまでなんじゃけど、まあノートがあってもダメなら、もう救いようのない大バカじゃ。
ともあれ、アスペルガーノートによる機能改善リハビリ、今年の結果でまた対応策考えましょう。