ベータ人が地球に移住してきた時、厳しい環境の中で生きるため、コロニーでは戒律を作って守るようにした。
しかし、その中で色欲を中心に規律を乱して、初期のユートピアを崩壊に導いた種族がおる。
それが女性種族のラファエル系であり、聖書の中にエバが悪魔のそそのかしを受けて堕落したいうのは、ラファエル系をエバいう女性に見立てて表現しとるんよ。
地球は当初はシダの森と巨大昆虫の支配する原始の星であり、特に巨大昆虫は恐ろしい存在じゃった。
初期のユートピアの崩壊で、過酷な環境の中で人々がどれだけ苦しんだかいうことなんよ。
その罪ゆえに、ラファエル系では地獄から出られんようになった者がかなりおった。
そういう罪業がその種族全体に及び、地獄で反省を経て生まれ変わる時に、二度と女性として出られんようになった。
自分を強く女性と認識しとるもんが、男性としてうまれることは、それだけで相当な苦しみじゃろう。
さらにそれが永続性を持つなら、それはもう拷問に近いじゃろう。
ラファエル系の中でもそこまでの認識のない者は、ある意味幸いなんよ。
そういう人は、男として異性を求めればええけえのう。
それでまくって色情問題を起こしても、それはまた違う意味で困ったことではある。
この種族としての罪業を打ち消すには、相当な功徳がないとダメじゃろね。
そんとな功徳って、どんなかのう?
想像すらできんぞ。
ともあれ、自分は女性じゃいう認識の強い者が男性で生まれれば、行き着く世界は同性愛オカマニューハーフの世界いうことになる。
これまでマヌ系やゾロが主体と思われとったこの世界も、ラファエル系がかなりおるんかもしれんね。
セシウムカルトn崎もラファエル系で、やはりかつてニューハーフの世界に行き、しかし年老いたニューハーフの醜さがイヤで普通の世界に戻ってきた。
己れの恋愛感情を満たすべく、男性民族のゼウス系やベータ人を中心にそこらここらで食い散らかす。
しかし、本心は自分が認めたベータ人男性から、女性として愛されたい。
決して満たされることのない恋愛感情を、ただただ満たすためだけに動く。
そうした恋愛感情を満たす条件の者が、実は私なんよ。
私から女性として愛されたいのが、やつの本心。
そのためのことを子宮で考える。
恋愛中毒の独占欲の強い女が、子宮で考えてまくった時、ろくなことにはならん。
あいつが女で生まれておれば、それはそれで男で生まれた以上の害悪をもたらすじゃろう。
罪業の懲罰としての男性としての転生、それによってマイナスが連鎖する。
救いがあるとすれば、正法を理解して恋愛が人生では最高の喜びではないことを悟ることじゃ。
しかし、恋愛至上主義である彼らが悟ることは、かなり難しいことなんよ。
ラファエル系は、罪業ゆえに度し難し。