先日、九州のたけした君と来年以降のカイアポの作付けに関して打ち合わせをしたんよ。
私が事業化するとして、収益がとれそうなら参入せえって言うたった。
今年試験的にやってみたものの、相当大きくなってデカいイモがとれたとのこと。
それでまた来年作付けするにあたり、ネックになったのが灰の問題なんよ。
従業員や家族を説得してセイタカを焼きまくるのが、どうもうまく説得できんらしい。
そこで、どうせヒマそうにしとるアスペルガーのYさんがおるけえ、彼に焼かせて買い取るかいう話になった。
灰作りに関して、自分のとこではできにくいものの買い取りなら大丈夫いうたけした君。
そこで、そういう話をYさんにしてみた。
すると、またすごいことがわかった。
灰を作るのには草を焼くんじゃけど、自宅から遠い市川で焼くとか言う。
姫路では、デカい河川が市川と夢前川と揖保川とある。
自宅のすぐ近くには夢前川があるのに、なぜ市川で焼くのか聞くと、えっそんな川があったんですか?とか言う。
はぁ〜っ?道まっすぐ行けばデカい川あるじゃんかよ、何度も通っとるはずじゃし、どゆこと?
ああ、そういえば大きな川ありました。ええと、地図を地図をとかやっとる。
姫路に越して8年、近くの川ぐらいわかるじゃろうし、その名前とかもわかるはず。
福知山の前やんで言うと、由良川を知らんのと同じなんよ。
いやはや、どういう世界観をしとるんか、さっぱりわからんね。
地域のことですらそんなじゃけえ、思考の範囲も狭いんじゃろうね。
やはり、アスペルガーの事情を甘く見るべきじゃなかった。
改めて、その奥に潜む魔物の恐ろしさがわかった。
一見すると同じように見える人間同士、しかしその中身はそれぞれ違う。
一般人ですらそうじゃけえ、アスペルガーともなるとその世界観や思考は大きく違う。
何かをやらせて失敗し、てっきりこう思うたいうその理由を聞くと異常心理が垣間見られる。
普通の姫路市民なら当たり前に存在する夢前川も、彼には存在しとらんかった。
同じように、一般人には存在しとるもんも彼の思考には存在しないもんがあるんじゃろう。
私は私で異常心理なんじゃけど、一般人の世界観以外に一般人にはない世界観を持っとる。
それが波動やエネルギーの概念になるんじゃけど、それにより一般人とは違う価値判断となる。
私により波動強化した仲間内も、実際に波動のパワーを使えることにより、当然世界観は変わった。
昨年末に波動の世界を知り年明けに波動強化したカカシさんも、私や前やんからレクチャーを受けて世界は変わった。
いや、変わらざるを得ない。
ただ、アスペルガーのYさんもそれで変わるには変わったんじゃろうけど、それがどこまでどうかいうと保証の限りではない。
一般人の変化とは、やはり異質なものと言わざるを得ないんよね。
私の持つ一般人とは違う世界観により、どこまでアスペルガーの症状が改善するかはわからんのじゃけど、メスを入れれば入れるほどその深刻さがいろいろ出てきよるね。
本人が深刻に思うとらんことは、目先の彼を救うとるものの、中長期的には間違いなくさらに深刻化させとるんよ。
知らぬが仏の目先の幸せ、しかしそのツケがどこかで大爆発するかもしれんと思うと、コワ過ぎまくり倒します。
40の愚物は本当の愚物のことわざ通り、愚物として固まって16年。
その凝り固まりを崩すのもさることながら、固まる経緯の中に世界観の狭さいう要素も見にゃいけんのよね。
奥が深いアスペルガー攻略戦、本丸陥落になるのはいつの日か?