はいはい、来ました一ノ谷。
ここは源平合戦の有名な古戦場であり、京都を奪還しようと陣を進めとった平家が奇襲で敗れました。
かつての平家の武将の一人であった私は、ここで九死に一生を得て西に逃れました。
急峻な崖を駆け降りてきた源氏の群勢に、戦支度も出来ずに敗北。
まさか、こんなとこ右から降りて来るとは思わない。
まあやはり、あの当時の平家全体に対する怨嗟の声と信用失墜からくる衰退は、禍々しい力となって我らに降りかかったんよね。
あれほど栄えた平家があっという間に凋落し、滅亡へと向かう。
光が通り過ぎたこというのは、誠にもって恐ろしい。
たとえ一ノ谷で負けずとも、天運は我らに味方しなかったじゃろう。
まあ、あとは滅び方の問題だけじゃったんよね。
一族全体の共業により、その中の善人も悪人も同じように悪人として滅亡した。
同じように光が通り過ぎたもんとして、カルト教団Kがある。
あと、もともと悪で名誉会長の死が公になると崩壊する邪教S学会もある。
光のないもんは天の助けを受けられず、やがて滅びの道を歩むことになる。
そういう大きな逆運の中では何をやってもダメじゃし、逆に天運が味方する時には相応に努力することで大きな成果が得られることにもなる。
職場を去るにあたり、通勤途中にあるかつての因縁の地を訪れて、一つの区切りにしたかった。
私の魂は長らく平家の時代のことを引きずってはおったんじゃけど、かつての敗戦地を見ることで改めて天運を失う恐ろしさを肝に銘じようと思う。
光を失わないように、天に背かんようにのう。
光を失うた者たちよ、おどれらは必ず滅びの道を歩む。
あとは、その成り行きと時期の問題だけじゃ。
カルト教団K滅ぶべし!
S学会滅ぶべし!!!
特にエレクトロニックハラスメントで無差別に一般市民を苦しめるS学会への反作用は、すさまじいことになるじゃろう。