通勤途中に、電車からカラタチと思しき木を発見。
西明石の駅の近くで、採りに行きました。
しかし、残念ながら違うておりました。
次に、明石公園に行きました。
ようやく見つけたんじゃけど、実はなかったんよね。
これは、柑橘類の中で唯一落葉生なんよ。
葉っぱにも特徴があって、この通り葉軸一本に葉っぱが3枚なんよ。
他の柑橘類は、どれも葉軸一本に葉っぱ1枚なんよね。
高校の時に、一度実家で発芽させて育てたことがあるんよね。
実家の庭がケガレチじゃった関係で、あんまり大きくならんかったんよね。
このカラタチは、柑橘類をやるにあたり接ぎ木用の台木になるんよね。
カラタチの根っこに、作りたいもんの枝を接ぎ木するんよ。
柑橘類は実生から育てると、実をつけるのに10年以上かかり、ユズの大バカ18年と言われるほど。
しかし接ぎ木をすることで結実の年数が早まり、ユズもカラタチの根っこに接ぎ木すると3〜5年で実が成るんよね。
柑橘類のタネは、乾燥させると発芽せんようになる。
春まで保湿し、そしたら発芽させて育てます。
こういうことも用意しとくと、いずれ何かの時に活用できるんよね。
柑橘類の台木、夏みかんのタネでやってもええんじゃけど、オーソドックスなカラタチも押さえておきたいもんです。
むむむ、あるのはわかっても実が無ければ、他探すしかないのう。
カラタチはまず食用にはならんのじゃけど、生薬として使うことはできるんよね。
ただ、あのトゲトゲをどうするかいうことで、生垣にするとこもあんまりないんよね。
トゲがデカ過ぎるんよね。
東京におった時には近所にあったんじゃけど、やはり実はなかったんよね。
ま、そのうち見つかるでしょう。