ジャジャーン、これはナンキンハゼの木どぇす。
ここは7年ぐらい前に畑にしようかと、少し耕した耕作放棄地なんよ。
このナンキンハゼの木は、7メートル以上はあるでしょうか。
以前、耕しかけた時にはなかったもんです。
その後手が回らんようになり、私も放っておきました。
草ぼうぼうの中、その間の期間で勝手に生えてこんなに大きくなりました。
ここは粘土質で水はけが悪く、夏場に水分が確保できることでこんなになったんよね。
これが、一部を切って持ち去った断面です。
年輪を見ると5年生ですね。
このナンキンハゼは外来種であり、その繁殖力が問題になっております。
タネに毒があり、鳥が実を食べて未消化のタネをウンコと一緒にバラまきます。
こんなにデカくなると、さすがに重機がないと抜けません。
知らん間に、ここまで成長しとったんよね。
炭や灰にして使おうかとも思うんじゃけど、なるべく枯らす方向性で考えようかと思います。
ここのナンキンハゼを切って日陰をなくし、カイアポ畑を作るんじゃ。
何か果樹を接ぎ木できんか考えたんじゃけど、それもできんようじゃのう。
そうなると、もはや焼くしかないのう。
炭や灰として活用するしかない。
奈良ではシカも食べず、増えてきてしもうたもんを自治体が駆除しとるらしい。
街路樹として持ち込まれ、紅葉がきれいなんよね。
しかしもともとなかったもんが増えまくり、生態系をおかしくするようなら、それはやはり問題なんよね。
ナンキンハゼ、安易に植えない方がええんよね。
勝手に生えたもんは、できる限り駆除するようにしましょう。