以前、コメントでアスペルガーをバカにして見下しとるみたいなこと書かれたことがありましたが、そういう意図は全くありません。
なんとか知人の症状を治せないか、心を砕いておる次第。
深刻なその症状に心を痛めつつ、こちらもカサンドラ症候群にならんよう気いつけながらの対応か続く。
Yさん本人もつらいのかと思いきや、そこまで考えられんことが幸いいうか、痛々しいいうか。
いろいろ指摘されてこれからどうするのかってなった時に、あまりの深刻さに愕然とするも、その後ケロッと忘れられることでストレスもたまらないらしい。
忘れられることで、時々調子に乗って私はどうなんでしょうか?とか聞いてくる。
ダメに決まっとんじゃろ!って言うてもその時シュンとするだけで、また同じことを言う。
さすがに最近では、そのダメに決まっとる云々も言う気にならん。
アスペルガーであることで記憶が定着しにくいのと、最近では痴呆も加わっとるようで、その欠け落ちもあるんよね。
最近の私の動きでトウネズミモチのことがあるんじゃけど、それを教えたところで全く違う木をそれと思い込んで、それが例えばキョウチクトウとかであれば命に関わる。
以前キョウチクトウを見つけたとか言うて公園に案内して、全く似ても似つかない木を指してこれですとか言うた。
あまりにも形が違うもんを、自信持ってそう言うのってどうなん?
そのことを電話でYさん本人に言うたところ、えっ?そんなことありましたっけ?それが本当ならそれはまずいですねとか言うとった。
この話は数人が知っとる話なんじゃけど、当の本人がその有り様なんよ。
トウネズミモチの効果とかをと思うても、まあ例えばその効果で元気になったとして、体力が万全でもマトモな仕事にはならんけえ同じことなんよね。
ともあれ、こういう記憶の欠け落ちにどう対処するかなんよね。
新しいことを覚えることに関しては、行動面でのクセづけをやることとそのチェックで対応。
サツマイモの作付けを、アスペルガーノートを使うてチェックしとる。
そのチェックも、不可抗力でダメなのか本人の怠けが原因なのかいうことになる。
なんでやらないのかいう追求で、怠けが原因のことは修正できる。
怠けとったことは答えにしどろもどろになりながら、わかりましたやってみますとか言うてとりかかる。
不可抗力のことは、対応策を考えることになる。
こうやって穴を埋めつつある中、記憶の欠け落ちに関してはなんとも言えんのよ。
難しいのう。
こういう対策考えるのって、見下してバカにしとる人にできると思いますか?
対策が空振りしたり失敗したりすることで、落胆することが多いんよ。
それが行き過ぎると、カサンドラ症候群になってしまうんよね。
そうならんように、冷静にそういうもんじゃと受け流しながら進めとるだけなんよ。
覚えることと欠け落ち、その破壊力をナメるべきではないんよ。
アスペルガーの魔物に、痴呆が参戦する難易度の高い問題に苦戦するのであった。