先日、商工会議所へ行き特許出願について話を聞いてきました。
専門家の無料説明会だったんじゃけど、結論から言うとちょっと無理があるんよね。
特許出願すると、それが特許として認められるか否かに関わらず、一年半後には全面的に情報開示になる。
お金を払うたはええんじゃけど、特許も通らずに情報だけダダ漏れになる最悪の場合もあるのと、通ったとして毎年特許を維持するのにも費用がかかり続ける。
特許も期間は20年であり、その後は特許侵害を言えなくなる。
特許侵害に関しても、それを立証できるかどうかが難しい。
他にも本として出したとして、それ自体を許可なくコピーして使うことはできないものの、そのアイデアは使うなとは言えない。
あとはカイアポの新品種を作ることも、種苗法にいろいろ規定があり、文書以外に現場審査が必要とか。
特許は経済産業省、種苗法は農林水産省、著作権は文化庁と管轄が違い、それぞれ専門家が違ういう話。
何をどうして知的財産を登録するのかは、そうした専門家の人たちとどう協力するかが重要になってくるんよね。
特許に関しては、とにかくお金お金。
出願から申請費用とかを合わせると40万を超して、毎年維持費用がかかり、それがさらに10年目から急にハネ上がるんよね。
多額のお金をかけた上に情報ダダ漏れになるとなれば、費用対効果を考えると割に合わないと言わざるを得ないんよね。
ただその方法を逆用すると、その方がええんじゃないかと思えるんよね。
開示されとる情報を組み合わせてアレンジ応用することで、新たなもんを考え作り出すことを考えた方が得策じゃないんかねぇ。
独創性のある私にとって、新たな情報源があることは有利なんよね。
ともあれ、そういうことで説明会で得た情報によって、今後の作戦を立てていきたいと思うんよね。