アスペルガーに痴呆が入って手強さが増すYさんですが、何をどうしてええのかこちらでもわからんようになってきた。
知識や能力を積み上げるべく負荷をかけて、得意分野を作ることがええのか、欠け落ちる記憶に対しての忘却対策がええのかわからんね。
熱心にメモをとりガンガン質問してくる姿勢を見る限り、勉強会での内容はバッチリかとも思えた。
ADHDのKさんやBKDたちに対しての邪気抜きの補習をやらすとそれなりにできるんで、その内容に関しては大丈夫とも思うた。
説明できるんじゃけえ、やっとるんじゃろうと。
しかし、説明できることと自分でやっとるかどうかは、必ずしもイコールではなかった。
これは他のメンツならまずあり得ないことで、特にオルゴンMなんかの過酷な環境では、邪気抜きが死活問題じゃけえ必死になって覚えたことやっとる。
そういうやっとるんじゃろういう思いに対して、ものの見事にしっちゃかめっちゃかな感じになっとる現状を考えると、通常人としての思い込みは全く通じないことがわかるんよ。
通常人ならこれぐらいわかって、これぐらいちゃんとやるいう通念が全く通用しないんよね。
字面だけはマトモに説明しとるけえ、それは当然やるじゃろういうのが通常人に関する通念。
そこを曲げてマトモな説明ができても、なぜかその通りやらない。
いや、なんらかの理由でやれないんかもしれん。
そうなると、ずっと一緒におって逐一指示をせにゃマトモに動けない。
そこまでやって、次できるのかいうとそうでもない。
そうなると、こちらが失望感消耗感からカサンドラ症候群になりかける。
仕方ないけえ、遠隔操作でいうことになるんじゃけど、それもイマイチ不安なんよ。
知識や能力の積み上げが、聞いたことの2%ぐらいしかない世界で生きとるYさん。
このパーセンテージを上げることはできないし、創意工夫や機転なんかは期待できない。
また、過去覚えとったこともそのまま残っとるかいうと、それも痴呆で欠け落ちていく。
肉体のコンディションがダメなんでそれを回復させる目的での邪気抜きも、字面だけしかない。
むむむ、やはりそこから始めるしかないんかねぇ。
まあそんでも、その体調面てそれなりに重要なんよね。
体調を万全にキープすることができるだけで、意識としては相当高いとも言えるけえのう。
邪気抜きを万全にしとけばそれだけでええとか思い込んで、飯もろくなもん食わずにヘロヘロとかでは意味ないしのう。
最近では邪気抜きもダメが上乗せされて、ますます活動の幅に劣化がかかっとる。
邪気抜きを始めた当初、10歳分ぐらい若返ったような動きになったとか喜んだYさん。
しかし、今は果たしてどんな体感にまで劣化したんじゃろうか?
何ともやりきれん状況に対する次の一手は、改めて体力面回復のための邪気抜きオーバーホールなのではなかろうか?
0ヘルツブレイクやスターボールをいろいろ駆使してゴッソリ邪気を削ってこそ、久々にシャッキリするんじゃないんかねぇ。
それで改めて指示出した方がええね。