作業用の家では、定期的にカイアポや安納芋などの水やり作業がある。
水をかぶりながらの作業で、できれば灰も作りたいし、エレハラ用の賢者の石も焼きたい。
ただ、賢者の石は先日も言うたように、焼く前のメンテナンスがこなせずなかなか焼けんのよ。
それで、梅雨の時に伸びまくった草が丸々草ゴミになり、それを焼き払うて雑灰を作るぐらいしかできんのよ。
暑いけえ、水分摂らにゃもてんのじゃ。
草ゴミを焼き払う時の熱で、玉椿茶を沸かすんじゃけど、この暑さでなかなか冷めんのよ。
熱いお茶を飲むとさらに過熱してしまいよるけえ、それもまずい。
しかし、ええこと思いついた。
沸かしたての玉椿茶を、ヤカンごと川で冷却するんよ。
これはええね。
キンキンに冷たくはないものの、お湯でなければええのよ。
ガブガブ飲んで、一気に水分補給。
これなら短時間で沸かして冷却できて、たくさん飲めるけえ、長時間の作業のできる可能性が出てきた。
エレハラ対策の仕事復活か?
やれたらやらにゃならまあ。
夏の暑い時期、麦茶やヤブガラシ茶なんかより、玉椿茶の方が全然ええぞ。
冷やすと、なぜかミントのような香りもする。
ともあれ、炎天下の長時間作業を、暑さのダメージなしで乗り切りたい。
長袖びしょ濡れの作業、汗をかかずにありがたい。
しかし、たき火はキツい。
冷たい沸かしたての玉椿茶が飲めるだけでも、かなりの進展じゃ。