ジャンボタニシの食材化、さらにそこからの資源化を検討中なんよ。
まずは食材化をやった上で、そこて分離される可食部以外の部分を肥料とするんよ。
可食部なんじゃけど、これは移動するのに使う筋肉部分なんよね。
それ以外、内臓と卵は食べれんのよ。
内臓は臭いし、卵には毒があるんよ。
まずは採ってきたもんを茹でる必要があるんじゃけど、それは広東住血線虫の感染を防ぐ意味があるんよ。
それで貝殻と中身を分離し、さらに可食部とそれ以外を分ける。
内臓や卵は土に埋めて発酵させて有機肥料とするのと、貝殻も粉々にしてやはり土壌改良に使うんよ。
可食部に関してはダシはあまり出んようじゃけえ、佃煮か何かにして味つけする感じになるんよね。
つぶ貝に似た感じになるようじゃけえ、そこらへんでレシピを考えようか。
肥料にする場合、カイアポには向かんのよ。
カイアポは無機肥料じゃけえのう。
手っ取り早く実験するとなると、河原のキクイモあたりになるかのう。
キクイモもかなり土壌の栄養を吸収しよるんじゃけど、窒素固定はできんはず。
それをジャンボタニシのクズで肥やせば、あるいはええのかもしれんのよ。
河原のキクイモは食べる部分が小さいけえ、それがデカくなれば成功じゃ。
ともあれジャンボタニシは、まとまった量が見込めるけえ、資源化するにはやり方次第なんよね。