アスペルガーリハビリの修了過程、サツマイモの作付け成功がゴールいうわけではないんよね。
どゆことか、それはYさんの仕事ぶりは、一度上手くいったことが翌年も同じようにできんとこにある。
前やんがいろいろ作付けをマスターするにあたり、一度教えたことは二度とは聞いて来んし、また失敗もない。
これが一般人であり、作付け成功がそのテーマのゴールになる。
しかしYさんの場合には、奇跡的にサツマイモが大量にとれたとして、それがその通り翌年にできるとは限らんのよ。
上手くいったその手法をクセづけして、時期ややり方を無意識にできるぐらいまで定着させる必要がある。
それをやってこそ、初めてそれに照らした仕事の進め方の組み立てが説明でき、他への応用の雛型になる。
本人的には、真面目にイケとるって思いながら、まるであさっての方向に向けて空回りしとる。
終わってみると何をやっとんじゃ?となるんじゃけど、それまでは一心不乱に抜けや忘れをくり返しながら頑張っとる。
バカと言えばそれまでなんじゃけど、それをそのままにしとくのも、なんかまずいわのう。
サツマイモの作付け成功から、少なくとも3年は経過を見にゃいけんわのう。
なんだかんだで、60歳の大台に乗ってまうわのう。
還暦を迎えて、その時どうか?
なんか、ちょっと切ない人生よね。
ていうか、この人生はある意味捨て石にせざるを得ないんじゃろうけど、人間には来世がある。
来世のために、できるだけスキルアップさせておく必要があり、そのためにどこまで積み上げられるかが残りの人生で問われるんよ。
リカバリーマネジメントでつき合いながら、機能回復の限界に挑むしかない。