YouTubeやるようになり、スキルを覚えてからはそれなりに動画編集ができるようになった。
操作方法がわかれば、それなりに編集はできる。
またそれなりに内容のある動画は、これまでの知識や経験とかでできる。
ネタのある人間が操作方法さえわかれば、それを必要とする人を満足させる動画を作ることはできる。
この動画編集のセンスとかの基礎は、学生時代にやっとったビデオ撮影と編集にある。
もうかれこれ30年以上昔になるんじゃけど、ビデオ一体型のビデオカメラが登場したばかりの頃の話なんよ。
ビデオ一体型のビデオカメラって言うと、そんなもん一体型しかないじゃろうって思うんじゃけど、もともとはカメラ部分とビデオ部分が分離しとった。
カメラを持って、ビデオ部分を肩から下げての大がかりなもんじゃった。
それが一体型になったいうことで、当時としては画期的じゃったんよ。
それで日々の記録を撮っておきたかったのと、短い映画のようなもんを作りたいって思うとった。
当時、特撮ヒーローをパロった素人作品があって、そんなもん作れたらええなって漠然と思うとった。
そこで、弟を助手にしてテスト撮影とテスト編集をしとったんよね。
しかしその時思うたのは、編集するのがそれなりに大変なんよね。
特撮を真似っこして、それなりにやってみました。
小学校の屋上に立ってハカイダーがしゃべる時にやるような手の動きをやって、そこから飛び降りるようなとこをコマギレで撮影。
飛び上がるような動きの後に、着地するシーンをくっつける。
それで、高い建物から地面に飛び降りるシーンの映像ができた。
それを歳下の従姉妹に見せたら、すごいすごいなんでこんなのできるの?とか言うて目を丸くしとった。
結局、大学生活はあっという間に終わり、その後は製薬メーカーで地獄を見ることになった。
時間の余裕もなくなり、周りの景色もカラー画面からセピア色になった。
その後は、そんな映画みたいなのを作る余裕も気力もなくなった。
しかし、ここ最近の必要に迫られての動画作成。
先ほどの飛び降り映像作るように、コマギレで断片になっとるもんを組み合わせて、それなりに目的の動画を作る。
それは説明だけではなかなか難しいけえ、教えるにはそれなりのセンスのある人に、撮影しながらやる必要がある。
こういう技能はセシウムカルトn崎なんかが長けた分野なんじゃけど、やつの場合にはそれが売り物になるレベルなんよね。
映像作品、それ自体が目的になっとるわけなんよ。
娯楽性が非常に高いね。
私の場合はそうじゃなくて、伝えること伝わることが目的じゃけえ、芸術性はそれほどでもない。
ある程度の見映えは必要なものの、とびきりの美は必要としない。
やろうと思えば、そういうこともやれなくはない。
ともあれ、仲間内でYouTubeやる人が出た場合には、操作方法をそれなりに教えられるじゃろう。
問題は、ネタを持っとるかどうかなんよ。
仲間内では、例えば前やんなんかがここ最近ブログで毎日更新ができるように、ネタ作りに必死なんよ。
私なんかが当たり前のように毎日更新しとることも、それを読む側の人にはその実力はなかなかわからん。
前やんも、それをやってみてそのネタ切れスレスレのとこのつらさが実感できており、マンネリでも続けられることはそれなりに力が要ることを今学んどるんよ。
これが毎日動画上げるとなると、ブログの比じゃない。
ともあれ、スンナリそういう体制に移行できたのは、学生時代の下地があってのことなんよね。
おそらくセシウムカルトn崎なんかは、似たような時期からずっとカメラマンやっとるんで、機材とかにもうるさいんじゃろうね。