先日クサガメを拾うて留め置いとるんじゃけど、ジャンボタニシを食う勢いがすごい。
このジャンボタニシを食べるのはミドリガメも同じなんじゃけど、ミドリガメは繁殖力が旺盛で凶暴なんよ。
クサガメもミドリガメも外来種ではあるんじゃけど、クサガメは昔からおってそうそう悪さはせんのよ。
ミドリガメでは、農作物に被害が出よる。
クサガメで問題なのは在来種のイシガメとの交雑なんじゃけど、そんでもイシガメ自体見たことないけえ、ここらへんではクサガメの弊害はないんかもしれんね。
いずれ亀を大々的に捕まえて、ミドリガメは食べてクサガメはジャンボタニシ由来の肥料を作ってとかいうことをおぼろげに考えとるんよ。
ミドリガメは食べ終わった後の甲羅の利用も考えとるんじゃけど、肥料として使えるんじゃないんかねぇ。
以前はアメリカザリガニが問題になっとったんじゃけど、今はそのザリガニがミドリガメに食われてもうておらんようになったんよ。
なんかそういう変な意味での生態系の変化と、異常に多いミドリガメを見ると、昔にはなかった変化が不気味に感じられるんよ。
まだ余裕はないけえ、亀の捕獲や活用はできんのじゃけど、クサガメを川に戻すまでの間にデータを蓄積しておきたいんよね。
本格的に活用するようになったら、捕獲してからジャンボタニシで飼育して、冬眠前に逃がすようなことを考えりゃええね。
飼っとる時には、ジャンボタニシ由来の糞尿をもろうてそれを畑にまくんよ。
ジャンボタニシは雑草をドブに置いて誘き寄せ、亀が食べた後の貝殻は土壌改良のためのカルシウムとして使うんよ。
捕獲のためのワナには、ジャンボタニシを使う。
その雑草も、外来種を使う。
そうすることで、外来種を減らしながらの農業ができるんよ。