トウネズミモチを収穫するにあたり、自然落果してしもうたものがあり、それはちょっと残念じゃった。
木によって熟するのに時期的なバラつきがあり、それは温度によるもんなんよ。
それで、その温度の差を生むことに関して、ようやくわかったんよ。
この時期になっても落果しとらんやつは、ほぼ孤立して生えとるんよね。
密集して生えとるやつや、近くに壁があったりするとそれは早めに熟して落果しよる。
結局、近くに何かあると、そこに暖気の層ができるんよね。
それでできる温度差が1℃あるいは2℃ぐらいとして、それが数ヶ月単位で続くと熟し方に影響を与えるんよね。
つまり、来シーズンの収穫にあたり、収穫する場所の順番がわかるいうもんなんよ。
先に、優先的に収穫しておくべき場所がわかるんよ。
孤立した木は後回しにすべきなんよね。
ともあれ今残っとるもんも、なるべく早めに収穫せにゃならまぁ。