久々にアスペルガーのYさんと電話して、驚愕した。
新たな病理を発見して、またもその手強さを思い知らされた。
はい、今回のテーマは体調と思考です。
電話した時には、風邪のようで熱っぽく喉も痛いとか。
サツマイモの進捗とか、職場のこととかを聞いた。
案の定、サツマイモはほとんど進捗せずなんよ。
畑の整備は進まず、灰も作れとらんらしい。
休みの日に呼び出されることがあり、休みなのに朝10時から夕方6時ぐらいまで拘束されることもあるのだとか。
しかし、それにしてもそんな人でも1時間や2時間はひねり出せないかいう話。
休みの日呼び出しにしても、丸丸1日つぶれることはないし、2時間で済むこともあるとか。
休みが休みでないような場合でも、コマギレの時間はあるはず。
そういうもんをかき集めて、できることだけやっとくことはできるし、私ならそうする。
そんなこんなでやり取りしとったら、考えられんとか言い始めた。
今現在風邪で熱っぽく喉も痛いと、そんとな状態でいろいろ考えることはできんとか言うんよね。
は?何それ?
よくよく話を聞くと、体調が良くないと充分に考える力が出ないらしい。
いやいやいや、ちょ、ちょっと待ってくれいう話。
私個人の感覚なら、体調悪いなら悪いなりによくなったらこうしようとか、体調悪くても思考だけ巡らしといてあとで何とかしようとしたりする。
普通、そうじゃなかろうか?
体調悪くて動けんでも、よくなってからのことを考えとくことはできるはずなんよ。
どうも、それができんらしい。
え〜っ?
そ、それじゃ、まともに思考できとる時ってほとんどないのう。
体調がベストに近い時って、ほとんどないと思うんよね。
以前一緒に九州に行った時に、ネパールのカレー屋に入って食べた時に、体に力がみなぎるとか言うた。
かなり念入りに邪気抜きをやっとって、それで体調メタメタ。
いやいや、その念入りにやっとるはずの邪気抜きすらあやしく、プリントアウトできるはずのスターボールすら10年以上使うたことがなかった。
まあどのみち、体調が万全な時などないんかもしれんのよ。
てことは、まともな思考ができる時ってほとんどないんかもしれんね。
てか、ないね。
それで、その風邪に関しても葛根湯とか漢方で治そうとしとる、まあそれはその通りでええじゃろう。
ただ、それで効かないなら補助するもんも使うべきなんよ。
それは滋養強壮剤、簡単なのは栄養ドリンクなんよね。
それもなしで漢方薬だけ。
あとその滋養強壮剤、それもわざわざ栄養ドリンクを買わずとも既に渡してあるものもある。
それが、トウネズミモチ女貞子茶なんよ。
本来ならトウネズミモチ女貞子コーヒーの方がええんじゃけど、その利用ができない。
何より、木の見分けもできない。
昨年秋に、伐採された木からトウネズミモチを見つけて、そこに案内して葉っぱを持ち帰らせた。
それはどうしたのか尋ねると、部屋にあると答える。
そういう問題じゃなくて飲んだのか尋ねると、ほったらかしとか。
あ〜あ、一体何のための何なんじゃろか?
ともあれ早速それを飲むように言うたものの、それで体調面のサポートでもないと、まず動くことはないわのう。
体調が良くないと思考が止まり、その体調がベストな時などほとんどない。
なにをどうフォローするべきか、かなり迷うところなんじゃけど、ともあれできることは体調面でのサポートであろうと。
ブツはあるので、お湯があればすぐできる。
女貞子茶に関しては、先日体力的にメタメタになってソッコー回復したことからすると、それは体調管理ができないYさんにとって一番ええのかもしれんのよ。
まあね、体調が悪いと思考が止まる、そんとなケースは初めて聞いたんで、その解決法がわかればあるいは通常人レベルのことができる可能性はあるのかも。