六崎太朗の0ヘルツ波動

波動強化人間としての波動パワーを駆使したあれこれ、健康や農業などいろいろ応用可能です。

VHS残照、学生時代にあったSーVHSを超えるもの。ダビング劣化を抑えた、業務用ビデオ規格。

動画編集をスマホでできて、さらに画質の劣化もない。

 

そこにテープも介在しなければ、専用の機械も介在しない。

 

すごく技術革新が進んだ感じで、学生時代からは夢のようじゃ。

 

それでは、その学生時代にあったシステムは何があったのか、そのあたりについて説明します。

 

私がさんざん使いまくり倒したSーVHS、しかも裏技で普通のVHSのテープを使うてSーVHSモードにしておりました。

 

このSーVHSシステムが最高か?いやいやそんとなことはなく、さらに上があった。

 

SーVHSは水平解像度が400本あり、すごくきれいな画像が謳い文句でした。

 

普通のVHSが200本しかないところからすれば、すごいわのう。

 

画質を決める要素は、水平解像度以外にS/N比がある。

 

Sはシグナル、Nはノイズです。

 

水平解像度を上げると、S/N比は下がる。

 

それが下がるとザラつき、さらに下がると反転ノイズが出る。

 

SーVHSは水平解像度が高い状態で、比較的高いS/N比がある。

 

しかし、その上のものとして家庭用ではEDベータがあった。

 

これはSーVHSよりもさらに水平解像度が高く500本で、それだけの水平解像度がありながら、S/N比もSーVHSよりも上なんよね。

 

なぜそんなクオリティが出せるのか、それはEDベータだけは、そのテープがメタルテープなんよ。

 

普通のベータもVHSもSーVHSも、全部酸化鉄のテープなんよ。

 

メタルテープは、酸化鉄ではなくて鉄で磁性体ができとるんよ。

 

酸化鉄の場合には、鉄以外に酸素原子があるんよね。

 

しかし、メタルテープなら鉄の原子が酸素原子の分まで充填できる。

 

それでS/N比が高いんよね。

 

ただ、このEDベータ同士でのダビングも何回かやるとS/N比が下がる。

 

テレビなどで使うには、テレビの水平解像度を超えた状態でS/N比がより高いものがええことになります。

 

それがM2(エムツー)いうもので、系統はVHSになります。

 

これは水平解像度は450本ながら、S/N比はEDベータを超えとったんよね。

 

テープはやはりメタルテープで、業務用ビデオ規格じゃった。

 

家庭用のデッキの一番高いのが20万円ぐらいのところ、エムツーは200万円ぐらいした。

 

テレビから録画したもんをそのまま再生するだけではなく、動画編集を何回かくり返しても画質が落ちないことを要求されるもんとして、当時としてはそれで番組を作っとったんよね。

 

デジタル化される前の世界において、すごいクオリティを持つもの、私がケチったVHSテープのSーVHSモードで録画するのとは次元が違うた。

 

しかし、今やそのエムツー以上のことかスマホでできとることからすると、学生時代に憧れて思い描いとった映像の世界が、それ以上進んだことにある意味感動しとる。

 

イメージトレーニングで役に立ってくれたビデオシステムよ、本当にありがとう。

 

SーVHSは、私の経験からその内容は今でも色濃く頭に残り、確実に血肉と化して役立っとる。

 

前やんも最近その在り方を理解し、応用しつつある。

 

往時にそれを使うたことのない者が、応用することになるとは思わんかったぞ。

 

ともあれ、過去の経験で活かせるものは、なるべく活かした方がええ。