カボチャを摘芯してから、つるの分岐が多くなった。
新規開墾の畑でぬかるみバージョン、水分を大量に必要とするカボチャはそのまま植えてもなかなか育たんかった。
しかし、土を崩して穴に盛って植えたとこは、その穴に溜まった雨水と崩した土によって根っこがよく張って大きくなった。
無肥料なんじゃけど、長いこと休んどったこともあってわりと養分があり、水溜りが周囲から栄養を引っ張ってくれる。
植わっとる土の栄養がなくなっても、周りから水溜りによって栄養が供給され続ける。
ともあれ、大きくなったカボチャのつるから根っこが伸びて、水溜りの中でかなりの長さになった。
そのつるから出た根っこを活かして、もともとのつるから分離独立させることにした。
もともとあった根っこよりはショボいものの、数が多ければ、それなりに機能するじゃろう。
それで独立させると、切り離された方も一個の植物になるんで、生きるためにそれなりに頑張るんよね。
分離されたことによるそうした回復力を活かして、実が実るかどうか実験なんよ。