ようやく、カボチャが結実を始めました。
カボチャは比較的栽培しやすいものですが、しかしある程度の面積を必要とするのと、何より水分を多く必要とします。
条件が揃わにゃつるに勢いが出ず、そのつるの勢いも一旦止まると復活し難いんよね。
そういう意味では無駄打ち覚悟で種まきして、成長が止まったやつは雄花製造機として活用するんよ。
今回無肥料で育てた場所は開墾新規の畑であり、長年休んでおったんでそれなりに栄養があったんよね。
しかし水分多めと予想してそのまま植えたとこのは育たず、それは土が固いことが原因じゃった。
それで、崩した土を盛って水多めにしたとこのは、大きく育って結実の時を迎えた。
カボチャが栄養分を吸うんじゃけど、水たまりがその吸われた分を周りから補充する。
そんなこんなで、ようやく雌花を受粉させて結実まできました。
これが化成肥料使うとったとこのは、1〜2ヶ月早いかなって感じです。
まあ時期の問題だけで収量変わらずなら、肥料使うだけもったいないんよ。
カボチャは勢いが強いように見えて、実際にとれる量はそんなでもないんよね。
大きく育ったつるは、なるべく雄花の蕾を小さいうちに取って消耗を防ぎ、栄養が雌花に行くようにします。
ともあれ、なんだかんだ言うて実りにつなげました。
これで消耗したとこは、ソラマメかサツマイモを灰で育ててまた肥やします。
今年は試行錯誤でしたが、来年は早い時期から土地改良ができるんで、もうちょっとたくさんできるはずです。