漫画家の松本零士さんが死去されまして、謹んでお悔やみ申し上げます。
冥福をお祈りいたします。
私としては、宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999などで、前半生かなり影響を受けたんよね。
特に宇宙戦艦ヤマトでは、第一作のガミラスとの戦いの中でいろんな教訓を得たんよね。
幼少期の実家の虐待の苦しみに喘ぐ中、ガミラスに侵略されて滅亡寸前まで追い詰められた地球のように自分を見立てた。
そこから立ち上がって復興する地球を見て、その過程においての印象に残った場面を糧にしてきたんよね。
家庭の地獄から逃れるために謀略を練り、作戦をいろいろ立てるにあたり、沖田艦長とガミラスのドメルとの戦いは、かなり響いたのう。
沖田艦長、ドメル、スターシャが言うた言葉に、それぞれ学びを得ながら必死に耐えとったんよね。
そうしたことで、ある意味私を助けてくれた部分があったんよね。
今は昔のようにかつてあった戦いや歴史などで対策を考えるしかない状況ではなく、架空の世界での戦いなどでも参考になるもんが随所にある。
そういうもんがなければ、私はどうやってあの地獄を克服したんじゃろか?
未だにわけわからん。
そうした意味で、松本零士さんは恩人になるんよね。
ありがとうございました、ほんま助かりました。
ともあれ私の中では、それなりに大きな存在であった人が亡くなったことで、何かの区切りになった感じがするんよね。