小さいクサガメには熱中症で気の毒なことをしたんじゃけど、デカいクサガメをゲットしてその価値を改めて感じとる。
それにしても、食べる量がかなりのもんなんよ。
小さいクサガメは、ジャンボタニシ2個ぐらいで満腹なんじゃけど、デカいクサガメは爆食よね。
ジャンボタニシ15匹あげたらペロリで、さらに出汁とった煮干しもペロリ。
別腹なんじゃろか?
そんで、出すもんもかなり出す。
こりゃ、効率がええぞ。
私が有機農法をやらんかったのは、堆肥作りがかなり手間なんよ。
しかし、動物の糞であれば完全でないにせよ発酵が進み、なおかつ細かく粉砕されとるんでわりとすぐに使えるんよね。
これまでの無機農法は、灰で窒素固定植物を植えてからの一般作物の植え付けじゃった。
しかしクサガメの糞であれば、おそらく近いもんとしては鶏糞なんよね。
鳥はある意味、羽根のある爬虫類なんよね。
恐竜の生き残りでもある。
有機肥料でも、牛糞は窒素が少なめなんで遅効性なんよね。
しかし、鶏糞には窒素が多いんで即効性なんよ。
灰と混ぜると、緩衝作用があってええかもしれんね。
そういう意味で、灰の弊害を和らげてくれるかも。
これで一般作物の作付けに、弾みがつく。
亀を得た効果は、今後の技術革新につながることと思うんよね。