過去の文明の核技術

過去の文明の核技術を考えてみると、核兵器開発までいった時代はありました。

 

しかしそのいずれも最期には核兵器の使用により悲劇的な結末を迎えた。

 

核兵器の威力とその悲惨さは広島長崎でまざまざと見せつけられた。

 

また放射能汚染の深刻さは核実験などにより、これまた知れ渡った。

 

過去の全面核戦争は７回。

 

最近のはインドとアフリカの２大強国の争いで、その痕跡はモヘンジョダロとタッシリ。

 

しかし過去の文明では原発はなかった。

 

過去の核戦争での放射能の被害は、炸裂時の高速中性子と高速中性子が地表に当たって生じるγ線、あとは死の灰として長期間問題になったのはセシウムとストロンチウム、さらにあったとしてプルトニウムぐらいのもの。

 

しかし死の灰も少量であり、核兵器炸裂時にその場におらんかったら被害はそれほどでもなかった。

 

しかし今回の文明は核兵器が使われる可能性のあったキューバ危機が核兵器が使われることなく全面核兵器が回避され、平和利用として原発が相当数建設され稼動した。

 

核兵器と違い、死の灰でも長期間放射線を出し続けるものが大量にあり、さらに超ウラン元素がいくつかある。

 

こうした汚染は過去の人類が経験したことのない問題なんよ。

 

未知の領域の汚染にどう対処するのか？

 

最終的には汚染された中でもそれを浄化できる能力を身につける以外にないと思う。