凄まじい繁殖力を持つ雑草2種類を使うた土地改良法を提案したいと思います。
使うのはセイタカアワダチソウと葛。
日本の土地は放っておくとセイタカアワダチソウの一人勝ちの状態になります。
このセイタカアワダチソウの蔓延しきった土地が何カ所かあるとします。
そこに生えとるセイタカアワダチソウを全部引っこ抜き、燃やした灰を全体の1/3にまいてそこは即作付けOK!
焼畑のセオリー通り、蕎麦、粟、小豆、大豆の順で4年耕作して葛にバトンタッチ。
残りの土地には最初から葛の種をまいて数年放置。
最初耕作した土地が葛に移行したら葛を掘り返して葛の根を収穫して利用し、地上部分は焼き払うて灰を全体の1/3にまいて、また焼畑作物作付け。
他の土地からのセイタカアワダチソウの灰補給がないとしての試算なんじゃけど、これでローテーションさせればそれなりに土地を肥やしながら作付けをくり返すことができる。
採算を度外視した方法なんじゃけど、収入が他にあって自分で消費するとかいうことであればやってみるべきじゃと思う。
もちろんこれにアレンジを加えて、作付けをサツマイモやカボチャなど手間がかからないもんにするとか、他からセイタカアワダチソウの灰を持ってくるとかすれば、また違う組み合わせもあろう。
土地を遊ばせてセイタカアワダチソウの畑にして種を撒き散らす状況を解消し、セイタカアワダチソウによる生態系の破壊を食い止めるべきなんよ。
セイタカアワダチソウを根絶できないまでも、数を大幅に減らして生態系回復に貢献しましょう。