農業は気の長い、じっと我慢の仕事よね。
初めて作付けしたものは勝手がわからんけえ、うまく実るかどうかわからん。
経験のあるもんは、まあこうなるじゃろういうのがわかるけえ、まだ見通しは立ちやすいんじゃけど、不測の災害でやられることもある。
今育てとるえんどう豆はもうすぐ花が咲くんじゃけど、これは初めてに近い作付けなんよ。
小学校高学年の時、一度やったことがあるんじゃけど、砂で育ててうまくいかんかった。
実ってみてはじめて成功と言えるんじゃけど、このまま暖かくなってくれればまず大丈夫じゃろうね。
夏の緑豆はひたすら水を欲した。
ほぼ毎日水をやった。
夏は雨がほとんどなかったけえね。
しかし冬のえんどう豆はほとんど水をやらんでよかった。
適当に雨が降り、炭を洗うた水をそのまままいた関係でさらに改めてまく必要がなかったんよね。
3月になったら蕎麦をまこうかと思う。
寒の戻りがあるかもしれんのじゃけど、まあ大丈夫でしょう。
作付けから収穫までは数ヶ月。
その間は人事を尽くして天命を待つみたいな感じで、運を天に任すようなとこがある。
ともあれやることはやっておきましょう。