高速増殖炉もんじゅが破砕帯の問題で稼働不能になりました。
破砕帯が活断層なら、もんじゅそのものを廃炉にするしかないでしょう。
夢の原子炉と言われた高速増殖炉もんじゅ、しかし相次ぐトラブルのため、未だに発電はゼロ。
維持費に膨大なお金が注ぎ込まれとる。
もんじゅを維持したい理由は使用済み燃料の問題がある。
青森県六ヶ所村にある使用済み燃料は、いずれ再処理されて燃料にされるいう意図のもとに保管されとる。
しかしその使用済み燃料が再処理できず、燃料にならんとなると単なるゴミになる。
燃料にできるなら資産、できんならゴミ。
しかもただのゴミじゃなく、途方もなく危険なゴミ。
処理費用も膨大。
そのあたりの理由でもんじゅを維持するしかないんよ。
原子力の問題は厄介じゃのう。
高速増殖炉は熱伝達系に危険なナトリウムを使わにゃいけんのよ。
ナトリウムは空気や水に触れると燃えるんよ。
高温だと爆発する。
原発の安全神話にダマされてしもうたのう。