東京の神田神保町の書泉グランデ(千代田区神田神保町1ー3ー2)にマンガを含めた小冊子が置いてあります。
東京近辺在住でなく、書泉グランデに行けん人で小冊子やグッズを欲しい人は、ブログあてか携帯電話に発注してつかあさい。
さて、今日は健康食品の中でコエンザイムQ10についてお話します。
テレビで健康食品の特集をやると、ドラッグストアやスーパーなどで関連商品が売り切れて、そのブームが去ると在庫の山になるの繰り返し。
そういうことでブームになった健康食品を個別に見ると、どうなんかいうことを考えてみましょう。
さてコエンザイムQ10は、活性酸素から体を守る抗酸化作用があるのと、代謝活性を促すんじゃけど、年齢とともに減っていくんよ。
それじゃあいうんで、みんなしてコエンザイムQ10に飛び付いたんじゃけど、本当にそんな飛び付くほどの価値があるんじゃろか?
コエンザイムQ10は人間の体が造り出せん栄養素じゃなく、タンパク質などから体内で合成されたりするんよ。
年をとって、合成される量が減るには減るんじゃけど、その足りない部分を補ういう考え方ならええよじゃけど、なんでもかんでもかまわんけえコエンザイムQ10をとにかくとるいう考え方はよくないんよ。
どんな栄養素でもとり過ぎはあんまりようないし、ビタミンでもAなんかは胎児の発育と肝臓に有害なんよ。
コエンザイムQ10はその合成能力が極端に衰えたよぼよぼの老人が飲むならええんじゃけど、若くて健康な人がガバガバ飲むもんじゃないのう。
若い人が活性酸素から体を守ることを考えるんであれば、βカロチンなどを食べるべきなんよ。
βカロチンは体に必要な分だけがビタミンAに変わって吸収されるんで、都合がええんよ。
明日はビール酵母について話をしましょう。