食べられない植物体で、今現在の処理方法は焼いて灰にすることなんよ。
しかし本格的な肥えた土壌づくりに腐葉土は欠かせない。
毒のない植物を選び、水をかけてミミズやダンゴムシの餌にして、さらにそこに寄って来て繁殖する微生物や虫の副次的効果も期待できる。
フカフカの土の層が出来上がればええんよ。
ともあれ灰だけの農業では栽培できる作物に限りがある。
即席で土壌を肥沃化するには灰の投入なんじゃけど、中長期的に見たら腐葉土でしっかりした土壌づくりは欠かせない。
セイタカアワダチソウの原野をまずスタートラインとすると、その駆除と焼き払いで灰を土地に戻して豆やサツマイモを植え、その収穫後の植物体のゴミや他からの落ち葉で腐葉土を作り、さらに違うものを展開していくんよ。
窒素の面で肥えるとサツマイモなんかは逆にマイナスになる。
ともあれ作付けの幅を広げる意味でも、腐葉土づくりは今後必要じゃ。