六崎太朗の0ヘルツ波動

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北朝鮮の金正恩体制発足2年、「唯一指導」誇示。不測の事態も有り得、当面は安定重視か。

北朝鮮金正日総書記死去2年となった昨日、金正恩第1書記の「後見人」とされた張成沢氏が処刑されたのに続き、同氏の妻で金第1書記の叔母、金慶喜氏が姿を見せなかった。

金第1書記の「唯一指導」体制となることを印象付けた。

だが、中長期的には不測の事態が起こりかねないとみる向きもある。

中央追悼大会で追悼の辞を述べた金永南最高人民会議常任委員長は「金正恩同志を団結の唯一の中心と高く奉ることが将軍様(金総書記)の偉業を完成させる担保だ」と強調。

慶喜氏は、中央追悼大会だけでなく、錦繍山太陽宮殿への参拝にも姿を見せず、金第1書記が全てを動かす体制になったことをうかがわせた。

しかし、不安要素も少なくない。

北朝鮮は、張氏を処刑した際の判決文で、経済の失策を認め、その責任を全て張氏に転嫁した。

元韓国政府高官は、経済不振が張氏粛清の大きな要因として作用したと指摘する。

金永南氏は昨日、「経済強国建設、人民生活向上への大飛躍、大革新」を訴えたが、金第1書記が熱を入れるのは、馬息嶺スキー場などの大型建設事業。

国民が経済の改善を実感できなければ、金第1書記に批判の矛先が向かいかねない。

元高官は「そうなれば、(経済を担う)朴奉珠首相が次の粛清の対象になり得る」と語った。
また、韓国の金寛鎮国防相は、来年1~3月に北朝鮮が軍事挑発に出る可能性を指摘。

具体的な時期を示すのは異例で、何らかの兆候をつかんだ可能性が高い。

さらに「張氏処刑は北朝鮮が誕生して以来の転換点になり得る」と、体制崩壊まで念頭に置いていることを示唆した。

一方、追悼大会のひな壇の顔ぶれを通じ、金第1書記は内外の視線を意識し、急激な変化はなく、当面は安定を重視する姿勢をにじませた。

北朝鮮では民衆に反乱を起こすだけの体力もなく、体制を覆すには幹部のクーデターに民衆が加担するしかない。

失敗すれば粛清されるんじゃけど、クーデターやらんでも代替わりの時、運が悪けりゃ粛清される危険性があるんよね。

怖い国だよ全く。

政権が金一族じゃなくなったとして、後継政権はあんまり安定せず、まだしばらく北朝鮮は地獄のような状況が続くんじゃないんかねぇ。