文部科学省と防衛省は昨日、南極観測船(海上自衛隊砕氷艦)「しらせ」が昭和基地からの帰りに座礁したと発表した。
二重船底の外側が損傷して一部浸水したが、内側には損傷がないため、暗礁から離れられれば自力航行できる。
乗員や第54次越冬隊、55次夏隊の隊員らは無事という。
文科省によると、日本の南極観測船が座礁したのは初めて。
座礁したのは現地時間16日午前7時40分(日本時間同日午後1時40分)ごろで、昭和基地近くにある無人の旧ソ連「マラジョージナヤ基地」沖約700メートル。
同基地を将来の荷揚げ拠点とするための調査をヘリコプターで行った後だった。
南極には未解明の自然も多い。
まあ沈没、遭難せずによかった。
ひとまず乗組員の救助ができればのう。