ウクライナのアワコフ内相代行は昨日、政権の座を追われたヤヌコビッチ氏に対し、民間人の大量殺害容疑で捜査を開始したと明らかにした。
逮捕状を取り行方を追っている。
18日からの反政権デモ隊と治安部隊の衝突で少なくとも80人が死亡しており、最高会議(議会)はヤヌコビッチ氏を拘束して訴追する方針を明確にした。
大統領を解任されて首都キエフを脱出したヤヌコビッチ氏の所在は不明。
アワコフ内相代行によると、22日に東部のハリコフを経てドネツクから国外逃亡を試み、阻止された。
23日にはクリミア半島南端セバストポリにいたとされるが、その後の足取りは分かっていない。
一方、最高会議は24日、挙国一致内閣の樹立を急いだ。
親ロシア派のヤヌコビッチ政権崩壊を受け、親欧州連合(EU)派主体の最高会議は既に閣僚代行を次々と任命しており、暫定首相の人選が焦点となっている。
野党「祖国」幹部のトゥルチノフ大統領代行(最高会議議長)は、今日までに暫定首相を選出する方針を示した。
また、中央選管は今日から前倒し大統領選(5月25日投票)の選挙運動が始まると発表した。
暫定首相には約2年半の収監生活から釈放された祖国党首のティモシェンコ元首相の名前が挙がったが、ティモシェンコ氏は「首相候補として検討しないでほしい」と固辞。
国論が西部の親EU派、東部の親ロシア派に二分される中。調整型の指導者を求める声が上がっている。
なんかかつてのルーマニアのチャウシェスクを思わせるヤヌコビッチ政権の崩壊よね。
チャウシェスクの時はなんかすごく感動した覚えがある。
しかしあれからしばらく経っても、似たようなことやっとるとこはあるんじゃのう。
がっかりじゃ。