韓国・珍島沖で起きた客船セウォル号沈没で、事故対策本部の関係者は昨日、これまでの捜索で、船内のエアポケット(空気だまり)が発見されていないことを明らかにした。エアポケットがあれば、生存者が残っている可能性が高まる。
救助チームは修学旅行中の高校生らが多数残されているとみられる大部屋を集中的に捜索したが、エアポケットはなかったという。
セウォル号は16日の沈没後、船体の一部が水上に現れていたが、18日に全体が沈んだ状態となった。
一方、合同捜査本部は昨日、映像資料を分析した結果として、「(船長らが)救助措置を取れない急迫した状態とは言いにくい状況で、乗客への救助義務を全く果たさなかったようだ」と説明。
多くの船員が操舵室や機関室に集まり、乗客より先に脱出したことから、遺棄致死罪を適用できるとの考えを示した。
まあエアポケットがあったとして、水や食糧がなければ時間も時間じゃけえ、ちょっと生存は無理じゃないんかねぇ。