大相撲の元大関魁傑で、日本相撲協会の理事長を務めた元放駒親方の西森輝門(にしもり・てるゆき)さんが昨日死去した。
66歳だった。
山口県岩国市出身。
通夜は23日午後6時から、告別式は24日午前10時から、いずれも東京都中野区中央2の33の3の宝仙寺で。
関係者によると、西森さんは東京都内のゴルフ場で倒れ、救急搬送された病院で午後3時21分、死亡が確認された。
日大を中退し、1966年秋場所、花籠部屋から初土俵。
71年秋場所新入幕。
輪島、貴ノ花とともに「阿佐ヶ谷トリオ」として人気を呼んだ。
75年初場所後、大関に昇進。
けがなどで平幕まで落ちたが、1年以上かけて再昇進。
その後再び転落し、79年初場所限りで引退した。
幕内在位45場所で優勝2回。
殊勲賞2回、敢闘賞7回、技能賞1回。
真摯(しんし)な土俵態度で、ファンが多かった。
引退後は放駒部屋を興し、横綱大乃国を育てた。
日本相撲協会の審判部長や巡業部長を務め、2010年8月に理事長就任。
11年2月の八百長問題発覚を受け、力士らを大量処分。
春場所の中止、技量審査場所とした夏場所の無料公開にも踏み切った。
公益財団法人化に向け、年寄名跡改革などを進めた。
12年初場所後に退任し、昨年2月に定年退職した。
若いわのう。
死因は何じゃろか?
福島原発事故の放射能が病気の底上げをしたに違いない。