アジアの安全保障問題について議論する「アジア相互協力信頼醸成会議(CICA)」首脳会議が20日に中国・上海市で開幕するのを控え、議長役の習近平国家主席と各国首脳らを迎えた上海では昨日、テロを警戒して厳戒態勢が敷かれた。
中国では3月以降、雲南省昆明駅と新疆ウイグル自治区ウルムチ南駅で無差別襲撃や爆発事件が発生している。
地元メディアによると、警官と武装警察部隊員計5万人が駅など要所で警戒に当たるとともに、30万人の市民ボランティアが不審者に目を光らせている。
各国・機関の出席者は相次いで上海に到着しており、習近平主席は昨日、モンゴルのエルベグドルジ大統領や国連の潘基文事務総長らと会談した。
会議に合わせて中国を公式訪問するロシアのプーチン大統領は今日に上海入り。
首脳会議は今日の歓迎夕食会でスタート。
明日、丸一日かけて議論し、成果を「上海宣言」として発表する。
内外に問題抱える中国、何があってもおかしくはないのう。