韓国軍関係者によると、北朝鮮軍は昨日日午後6時(日本時間同)ごろ、黄海の延坪島南西沖で哨戒任務に当たっていた韓国軍の艦艇近くに2発の砲撃を加えた。
これを受け、韓国側も北朝鮮艦艇付近に5発の砲撃を行った。
韓国側に被害は出ていない。
現場は韓国側が南北の海の境界線と位置付ける北方限界線(NLL)の南側で、北朝鮮軍が韓国艦艇付近に砲撃するのは異例。
韓国軍は周辺で操業中の漁船や、延坪島の住民に避難を呼び掛けた。
北朝鮮は海岸の基地から砲撃したもよう。
砲弾2発は韓国艦艇から約150メートルの海面に着弾したといい、北朝鮮が艦艇を狙って、外れた可能性もある。
南北の艦艇はNLLを挟んで対峙(たいじ)しているという。
韓国国防省は22日、北朝鮮側に「武力挑発を厳重に抗議する。(生じる事態の)全ての責任は北朝鮮側にある」との通知文を送った。
相変わらず動きが読めない北朝鮮なんじゃけど、まあ被害がなくてよかった。