東京電力福島第1原発事故を受け、政府の事故調査・検証委員会が実施した同原発の吉田昌郎元所長(故人)の聴取記録を開示しないのは違法として、各地の原発訴訟の原告ら10人が昨日、国を相手に開示を求める訴訟を東京地裁に起こした。
訴状によると、10人の情報公開請求に対し、内閣官房は今月までに、「聴取は非公開が前提。
公開すれば調査への信頼が損なわれ、今後関係者の協力を得ることが極めて困難になる」などの理由で不開示を決定した。
政府は吉田元所長以外の771人の記録については、本人の同意が得られれば開示する方針。
提訴後に記者会見した東電株主代表訴訟原告の木村結さんは「調書を国民の前に開示し、もう1回検証し直さないと、本当の事故処理はできない」と訴えた。
内閣官房の話として、訴状が送達されれば、適切に対応したい。
まあ隠蔽体質が強いけえ、どうなることか?
福島原発は、引き続き果てしなく長い期間、事故処理に追われるのう。
これからも不測の放射能漏れがあるじゃろうけえ、近づくのは危険です。