栽培中の網干メロン、今日は受粉のため雄花をむしり花びらを破った時、捨てずに食べてみようと思いました。
およ?
甘いぞこれは。
受粉させた後、余った雄花を片っ端からちぎって食べてみた。
ほんのり甘くておいしい。
これはイケるかも。
網干メロンの果実は甘いんじゃけど、雄花まで同じような材質でできとるみたいね。
咲く花は雄花が圧倒的に多い。
またかよ雄花、とか思いながらあんまり気にしとらんかった。
しかし、おいしく食べられるとなれば話は別じゃ。
これからは集めまくって食べようっと。
メロンの雄花、花メロン。
以前はカボチャの雄花を食べたことがあったんじゃけど、サラダみたいでちょっと苦く、花粉のとこはあんまりおいしくないね。
体にはええんで、野菜として食べましょう。
しかし網干メロンの雄花は花メロンとしておいしく食べられ、なんか得した気分。
今年の網干メロンは、自然な状態でどうなるかを調べてみた。
芽吹いた柔らかい時はナメクジやカタツムリの餌になり、つるが伸びても親づるには雌花がつかず、子づる、孫づるにつきます。
なるほどね。
来年は4月ぐらいから早々と植えまくり倒し、最初ペットボトルに閉じこめて保温保水で早めに育て、つるの勢いが強まったら早めに親づるを殺しましょう。
植物の習性を生かし、効率のええ栽培でたくさん実をつけるようにしましょうかね。
売るほどできるようになったらええのう。
メロン栽培、くせになりそう。
農業やるいうのも、育ててみて植物の気持ちがわかるようになる人とならん人とおるね。
無意識にそういうことができないと、植物の生命力や偶然性に頼るような感じになる。
こういうことで農業に向く人と向かん人と分かれ、向かん人の方が多いんよね。
とりあえず網干メロンの自然な姿はわかった。
来年はちょっといじらせてもらうよ。
それはええけど、ハネジューメロン、こちらは案外だらしないのう。
全然花が咲かんね。
他にもチャンスがあったらマスクメロンとかにも挑戦したろかな。
でかいメロンは設備がしっかりしとらんかったらダメなんかのう?
これからも挑戦は続くのであった。