菅義偉官房長官は昨日午前の記者会見で、東京電力福島第1原発事故をめぐり政府事故調査・検証委員会が吉田昌郎元所長(故人)に対して行った聴取記録について「他の(関係者の)ヒアリングの公表のタイミングと合わせて公表したい」と表明した。
遺族の意向を踏まえ、9月上旬にも公開する方向だ。
吉田氏は生前、「話の内容の全てが、あたかも事実であったかのように独り歩きしないだろうか」などとして非開示とするよう求める上申書を提出。
政府はこれを理由に非開示の方針だったが、朝日、産経両新聞で内容の一部が報道された。
菅長官は会見で、方針転換の理由について「『独り歩き』との本人の懸念が既に顕在化しており、非公開とすることでかえって本人の意思に反する」と説明した。
内容がどうあれ、ある程度の注釈つきで公開はすべきじゃと思う。
それを元に読んだ人が判定すりゃええんよ。