不毛の土地を耕し、だいぶ耕作地が広がり、今年はメロンが実った。
イモや豆以外ではめざましい成果と言える。
植物は全般に無機質、ミネラルを吸って奪い去る。
しかし豆やサツマイモは空気中の窒素を固定して、有機質を増やす。
これら有機質と無機質が豊かになったところで、いろんなものがうまく育つようになる。
ミネラルはセイタカアワダチソウの灰がふんだんにあるんで、それを使う。
有機質が少ない土地はまず灰でミネラルを補充し、豆を植える。
消費されるミネラルと増える有機質を考えながら、作付けした植物を見る。
前に植えた豆の力が強く、ミネラルがかなり吸われて、育ちがイマイチなら灰の投入。
問題なければそのまま無機質と有機質を消費させる。
土地がしたたか消耗してやせたとなったら、またセイタカアワダチソウの灰と豆で回復させる。
大まかな循環ができればええんよ。
ともあれいろいろ試して、新時代に合うた農業を作り出すんよ。