農業も無意識でできる領域が広がれば、余力で次の新規に取り組めるんよね。
緑豆ができ、えんどう豆ができ、サツマイモができ、カボチャができってやっとるうちに、これらが無意識にできるようになっていき、流れ作業になっていった。
かかるのは必要な労力だけ。
考える時間が減ると、次の新規を考えたり、作付けにかかれるようになるんよ。
年々作付け規模が拡大しとるのう。
試行錯誤は大事なんじゃけど、それにかかる時間や労力も結構ある。
それを通過して、やらんで済むようになればかなりの労力や時間が助かる。
とにかく想定範囲がわかることは大きい。
大量生産のメドがついたことは財産じゃ。
次回以降大量にできる確約をもらったようなもんじゃ。
とにかく順序は主食になるもんを優先し、趣向品は後回し。
あと野生に近いもんを優先し、飼い慣らしが著しく生命力の衰弱したもんは後回し。
脇で見とる人はとかく、あれ作れこれ作れって言うんじゃけど、自分で作ってみろって言いたい。
手間いらずとは言うても最低限の手間はかかる。
それをわかった上でなければ、苦労はわからん。
とりあえず一通りやってみましょう。
去年より間違いなく緑豆は収穫増加。
サツマイモもおそらく多いはず。
網干メロンは新規参入。
えんどう豆もおそらく収穫増加。
こうした積み重ねで農業に厚みを持たせます。
農業の結果は数ヶ月単位でないと結果は出ない。
地味で忍耐が要ることでもある。
決まったやり方でやるより、自分で調べて新規開発することはええ修行になる。
見ててじれったいこともあるのが農業。
自ら作って収穫する喜びはひとしおじゃ。