東京電力福島第1原発事故で発生した放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場建設をめぐり、環境省は昨日、宮城県加美町内の候補地で予定していたボーリング調査について、現場で町長や地元住民らの反対に遭い、同日の開始を断念した。
他の県内2市町の候補地でも、草刈りなどボーリング調査の準備に一度入ったものの、加美町の状況も踏まえ作業を見合わせた。
同省は今日午前に3候補地で再度試みるとしている。
加美町は一貫して調査反対を唱えてきた。
候補地の田代岳地区では、早朝から処分場建設に反対する住民ら約50人が集まり、座り込んだ。
同町で兼業農家を営む猪股弘さんは、「調査は住民に説明してからすべきだ。
住民を無視している」と強調。
状況確認に訪れた猪股洋文町長は、環境省の担当者に対し「強引に調査に入るなんてとんでもない。許されることではない」と詰め寄った。
まあそらそうじゃろうね。
やはり福島を最終処分場にするしかないと思う。
今後もこの問題は、日本に重くのしかかるじゃろうね。