六崎太朗の0ヘルツ波動

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沖縄知事に翁長氏当選。辺野古移設反対派保革糾合して現職破る。

任期満了に伴う沖縄県知事選は昨日、投開票された。

日米両政府が進める米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の是非が最大の争点となり、県内移設反対を掲げた翁長雄志那覇市長(64)が、3選を目指した推進派の仲井真弘多知事(75)3人を破り、初当選した。

知事選は、仲井真氏が昨年末、辺野古沿岸部の埋め立てを承認して以降、全県レベルで民意が問われる初めての機会となった。

政府は現行移設計画を堅持する方針だが、翁長氏の勝利で作業の進捗に影響が及ぶのは必至。

翁長氏は昨日夜那覇市内で記者団に、仲井真氏の承認について「民意は違うということを日本政府や米国政府、国連に行って届けたい」と強調。

承認の撤回や海兵隊の新型輸送機オスプレイの配備撤回に「全力を尽くす」とも述べた。

翁長氏は元自民党県連幹事長ながら「辺野古移設阻止」を明言し、同党や経済界の一部、共産、生活、社民、沖縄社会大衆各党など幅広い層から支援を受けた。

1972年の本土復帰後、保守と革新による事実上の一騎打ちが続いてきた知事選の構図は一変した。

仲井真氏は、周囲に住宅などが密集する普天間飛行場の危険性を速やかに取り除く必要性を強調。
政府・自民党の全面支援を受けたが、前回知事選で公約した「県外移設」との矛盾を批判されたことなどが響いた。

自民党茂木敏充選対委員長は翁長氏勝利を受け、党本部で記者団に「(知事選結果にかかわらず)普天間の危険除去に向け、政府・与党として準備を進めていく」と述べた。

県内移設に反対の声が強い県本部に配慮した公明党と、鳩山政権時代に移設問題で迷走した後、辺野古移設に回帰した民主党はそれぞれ自主投票で臨んだ。

知事選には、県民投票での決着を唱えた下地幹郎郵政民営化担当相(53)と、埋め立て承認の取り消しを主張した喜納昌吉参院議員(66)も出馬したが、浸透しなかった。

自民党推薦の現職が敗れ、安倍政権は衆院解散・総選挙を前に冷や水を浴びせられた。

政府が推進する米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設に県民が「ノー」を突き付けた形となり、野党からは「痛烈な政府批判」との声も上がった。

今回の知事選挙、安倍政権にどこまでの逆風になるかのう?

野党は依然として不利じゃ。