乗客106人が死亡したJR福知山線脱線事故で、JR西日本は昨日、兵庫県伊丹市内で遺族や負傷者に対し、事故現場の整備について説明会を開いた。
車両が激突した現場マンションの一部保存のほか、慰霊碑を建立するなどの案を最終案として提示し、来年春に正式決定すると説明した。
最終案によると、「できるだけ事故当時の状況がイメージできるように、事実を伝えるものを残す」ことを目的に、マンションの4階までを階段状に整備。
衝突の痕跡が残る北側には壁を設けず、線路側をガラス張りにし、通過する運転士から見えるようにした。
説明会後に記者会見した真鍋精志社長は「慰霊、鎮魂の場、事故をおわびし安全を考えていく場としたい」とした上で、「3年ほど前から遺族や負傷者の皆さんから話を聞いており、当社として判断しなければいけない時期にきている」と述べた。
あの事故は衝撃的だったんじゃけど、今も苦しんどる人おるんよねぇ。
運転手も亡くなりよったけえ、事情もわからんねぇ。