電源開発は昨日、建設中の大間原発(青森県大間町、出力138万キロワット)について、運転開始の前提となる新規制基準の適合性審査を原子力規制委員会に申請した。
昨年7月に新基準が施行されて以降、建設中の原発の申請は初めて。
同社は2021年度中の運転開始を目指している。
昨日午前、規制委に申請書を提出した同社の永島順次常務は「できる限りの安全対策をしっかり仕上げて運転を開始したい」と述べた。
電源開発は、三陸沖北部の断層が引き起こすマグニチュード8・3の地震などを想定。
地震の揺れ(基準地震動)は650ガル、敷地に到達する津波の高さを6・3メートルとした。
また、新基準施行時には5年間の猶予が認められていたが、運転開始予定が7年後になることから第二制御室などのテロ対策施設(特定重大事故等対処施設)なども準備。
新基準への対応工事費は約1300億円に達するとしている。
福島原発であれだけの事故があったのに、まだ原発を作るとは。
しかもMOX燃料の原発とは。
MOX、つまりプルトニウム混じりの燃料を燃やすと、通常の原発よりも毒性の強い廃棄物が出る。
環境破壊もええとこじゃ。