全国の警察が今年1~11月に把握した特殊詐欺の被害総額は約498億7343万円で、過去最悪だった昨年1年間の約489億円を上回ったことが22日、警察庁のまとめで分かった。
3年連続で最多を更新した。
昨年同期との比較では約70億円(17%)増加。
来年公表される12月分も含めると、年間で550億円に迫る勢いだ。
警察庁は「だまし取った現金をレターパックや宅配便で送付させる手口が急増し、被害を押し上げた」と分析。
コンビニや運送会社の営業所に高齢者への声掛けをしてもらうなどの対策を、全国の警察に指示した。
犯行グループが現金を手に入れる手段は「手渡し」が約214億円で最も多く、昨年同期より1億円余り増えた。
次に多い「送付型」は約184億円で、77億円も増加。
「振り込み」は7億円減の約96億円だった。
送付型は北海道、宮城、長野、愛知や中国・四国地方の全県など32道府県で被害額が最も多かった。
首都圏や福島、静岡、兵庫など11都県では手渡しが最多だった。
こんなことが最悪を更新するなんてのは、世の中病んどるいうことなんよね。
こういうことの手口は巧妙化する傾向があるんで、日々情報を更新していく必要があるんよね。