安倍晋三首相は今日召集される特別国会で、衆参両院本会議での首相指名を受け、同日中に第3次安倍内閣を発足させる。
2度の衆院選を乗り越えた安倍氏は長期政権樹立を見据えており、悲願の憲法改正に向けた環境整備の前面に立つ考え。
戦後就任した33人の首相のうち、第3次内閣までこぎ着けたのは安倍氏で7人目。
来年9月には任期満了に伴う自民党総裁選を控えるが、先の衆院選圧勝の実績を踏まえ、自民党内では再選は堅いとの見方が強い。
安倍氏は衆院選後の15日の記者会見で、憲法改正について「国民的な理解と支持を深め、広げていくために自民党総裁として努力していきたい」と強調した。
戦後、第3次以上の内閣を組閣したのは、吉田茂、鳩山一郎、池田勇人、佐藤栄作、中曽根康弘、小泉純一郎の各元首相で、いずれも一時代を築いた。
しかし今回の長期政権は嘘や狂気に満ちており、日本の先行きは暗いと言えるじゃろう。